危険なクロスボウ?
今日の朝のニュース番組『スッキリ!!』で
帰宅途中の男性がクロスボウでふくらはぎを撃たれた
というニュースがあった。
これに対してコメンテーターの宇野常寛さんが
「クロスボウが悪いわけではない、そもそも通り魔というものが悪いのだ
ゴルフクラブでも人は殺せる」
という内容のコメントをしていた。
私はこの宇野常寛さんのことは個人的に好きなので、
敵意があって反対意見を言うわけではないのだが
これにはちょっと違うのではないかと思いました。
人を撃ってみたかったのではないか。
そもそもクロスボウというものは動物を打つためのもので
過去に戦争でも使われていました。
なので「的を撃つ」→「小動物を撃つ」→「人を撃つ」
という過程を経てしまったのではないかと思います。
私が言いたいのは何かしら道具を手にして
その道具で人を攻撃してみたくなる度合いが強いものも
あるのではないかということです。
他の例を上げれば
工作用のカッターナイフを買って、人を刺したくなる度合いと
サバイバルナイフやミリタリーナイフを買って、人を刺したくなる度合いは
後者のほうが高いのではないかということです。
こうなってくると今度はクロスボウを規制しようという話になり
これも番組で話題になっていましたが
「ではアーチェリーは?」、「和弓も規制するのか?」
という話になってしまう。
明確に分けて、クロスボウはダメだってことにすればいいのだろうけど
そうも行かないらしい。
しかし以前からクロスボウで小動物を撃つという事件がちょくちょく見られるので
クロスボウを売る方も何かしらの対策をしなければならないと思う。
一方は規制を強化する方で、これは割と簡単な方法だとおもう。
もう一方として、クロスボウを正式にアーチェリーや和弓並にスポーツとして社会に認知させる
という方法もあると思う。
大変だけれどもクロスボウを愛している人ならば出来るでしょう。
私は愛しているわけではないので出来そうもありません。